2003年09月14日

「montag」創刊号

シネスケでコメンテーターとして活躍中のtomcotさんのところで出版された「montag」という雑誌を、私もさっそく購入して読んでみました。

創刊号にして特集が「1920年代映画」という、なかなかアクの強い本だったりするのですが、1920年代の映画を「一本も」観たことのない私でも楽しく読むことができました。フィルム写真が多いので、作品の雰囲気が伝わってくるんですよね。ぼちぼちサイレント映画に手を出す頃かな、とその気にさせる内容でした。

上でも書きましたが、20年代の映画を観たことがないんですよね、私。バスター・キートンも、フリッツ・ラングも、あのチャップリン映画でさえ一本も観てない。正直、意識的にサイレント映画を避けてきた気がします。それはなぜか。って自分にもわからないんですが。敷居が高い、と思い続けてきたのかもしれません。
今回「montag」を読んで、いい感じでサイレント映画に興味が湧いてきたので、これを機会に少しずつ有名作品から鑑賞していこうと思います。

あ、ちなみにこの本、決してマニアックな読み物ではないので、映画が好きだ、という人は手軽に楽しめるんじゃないでしょうか(取り上げられている作品の好みの差はあるでしょうけど)。ただ、ちょっと値段は高めな気もしますが。。

投稿者 shaw : 21:04 | トラックバック

2003年09月11日

水曜日のささやかな楽しみ

以前、「月曜日のささいな楽しみ」と題して「日露戦争物語」を取り上げましたが、
同様に水曜日にも楽しみにしている漫画があります。

それは、「はじめの一歩」と「モンキーターン」です。
「はじめの一歩」はかなりメジャーな漫画だと思うので、改めて説明する必要もないかと思いますが、「モンキーターン」のほうは知らない人(読んだことのない人)も多いのではないでしょうか。

モンキーターンとは競艇の旋回技術の一つのことで、漫画の方も競艇の世界に飛び込んだ一人の若者の成長を中心にしたストーリーになっています。
連載がはじまるまで競艇に何も興味がなくて、漫画のほうもなんとなく読み続けていただけだったのですが、これがなかなか面白く、特にこの一年くらいのストーリーの盛り上がりは特筆すべきものがあると(私は)思います。

簡単にいってしまうとスポ根漫画で、主人公の成長と挫折を巧みに組み立てて、一流の選手になっていく様を描いているわけなのですが、基本的にスポ根ものが大好きなタチなので、気が付けばストーリーにどっぷり漬かってしまうんですよね。さらにいうと、競艇というマイナーな、そして自分にとって未知なる世界が題材だったのもプラスに働いていると思います。

少年サンデーという、読者の年齢層の比較的低い雑誌で連載されているのが、連載当初からの謎なんですが、意外と掘り出しものだと思いますので、気が向いたら一度読んでみることをお薦めします。スポ根好きだったら読んで損はしないはず。。

投稿者 shaw : 02:20 | トラックバック

2003年08月26日

Amazon、人気の秘訣

今日、家に帰ってからメールのチェックをしていると、Amazonからメールが来てました。

Subjectに「黒田硫黄の『映画に毛が3本!』、好評予約受付中! 」。
最近Amazonで購入した「セクシーボイス アンド ロボ」つながりなんですが、
にわか黒田硫黄ファンとしては見逃せない情報なわけで。
さらに、今の私の趣味の中で最大のウェートを占めている映画ネタとなると
放っておくわけにはいきません。

とまぁ、みごとにAmazonの作戦に引っ掛かろうとしている状態です。
こういう、強力なリコメンド機能をニーズに合わせて活用できているところが、
Amazonの人気の秘訣なんですね。
ありきたりな結論ですが、そんなことを強く考えてしまったメールでした。

投稿者 shaw : 01:36 | トラックバック

2003年08月25日

月曜日のささやかな楽しみ

この歳になっても、漫画を読むことをやめられなかったりする。
そんな私には、月曜日は結構楽しみな曜日です。

最近は立ち読みチェックする漫画が減りつつあるのですが、
それでも継続して面白い漫画は何かしらあるもので。

今、楽しみにしている漫画の一つに「日露戦争物語」というスピリッツ連載の漫画があります。
この漫画、連載が始まった時は大いに驚いたものです。
だって、あの江川達也ですよ、漫画描いているの。
私は、これまで江川達也というと、アホでエロな漫画しか知らなかったので、
初回に「天気晴朗ナレドモ浪高シ」などという文字が躍っているのを見たら、そりゃぁびっくりするのが普通だ(と思う)。

それで、実際に読んでみるとですね、司馬遼太郎先生の「坂の上の雲」をしっかり踏襲しながら、いろいろな逸話をたくみに挿入して、非常に面白いんですよ、これが。

「坂の上の雲」同様、秋山兄弟と正岡子規を中心にしながら話は進んでいくのですが、
事実上主人公の秋山真之が子供の頃から話が始まるので、感情移入がしやすい。
これは小山ゆうの「おーい!竜馬」なんかと同じですね。
で、成長してゆく過程をじっくりと描いているわけです。

今は話は進み、日清戦争前夜、高陞号事件の真っ最中です。
この後は日清戦争、そして、凄惨を極める日露戦争へと続いていくわけですが、
どのように見せてくれるか非常に楽しみです。

正直、江川達也という漫画家がここまで硬派な漫画を描けるとは思っていなかったので、
彼を見直すと同時に、今後の展開にとても期待してます。がんばれー!

投稿者 shaw : 23:22 | トラックバック

2003年08月19日

ジョジョネタで笑う

昨日、BLOGサイトをふらふらしてたら、こんなネタを見つけました。

私ははじめて知ったのですが、マニアの間では結構有名な話らしく。
それよりも、コミックが第68刷目であること、
さらにジョジョ専用BLOGがある、という事に驚きました。

私はBLOGに強烈な興味を持ったのはごく最近ですが、
個人サイトではかなり普及してるんですねー、などと思いました。

投稿者 shaw : 12:43 | トラックバック

2003年08月13日

黒田硫黄

先週末、台風の中『アンダルシアの夏』を観てきました。
期待以上に面白かったので、帰り際に原作コミック(「茄子」全3巻)も買ってしまいました。

で、ストーリーもそれぞれ味があって、大変良い感じだったのですが、
なによりも絵がうまい。いや、人によってはあまりそう思わないかもしれないですが、
かなり私ごのみです。

なので、黒田氏の他の作品にも手をだそう、ということで、
本日早速アマゾンにて「セクシーボイスアンドロボ」を注文しちゃいました。
ただ、1巻は「24時間以内に発送」なのに対し、2巻は「8日~」っていったいどういうことだろう。品薄?

投稿者 shaw : 02:17 | トラックバック