2003年09月11日

水曜日のささやかな楽しみ

以前、「月曜日のささいな楽しみ」と題して「日露戦争物語」を取り上げましたが、
同様に水曜日にも楽しみにしている漫画があります。

それは、「はじめの一歩」と「モンキーターン」です。
「はじめの一歩」はかなりメジャーな漫画だと思うので、改めて説明する必要もないかと思いますが、「モンキーターン」のほうは知らない人(読んだことのない人)も多いのではないでしょうか。

モンキーターンとは競艇の旋回技術の一つのことで、漫画の方も競艇の世界に飛び込んだ一人の若者の成長を中心にしたストーリーになっています。
連載がはじまるまで競艇に何も興味がなくて、漫画のほうもなんとなく読み続けていただけだったのですが、これがなかなか面白く、特にこの一年くらいのストーリーの盛り上がりは特筆すべきものがあると(私は)思います。

簡単にいってしまうとスポ根漫画で、主人公の成長と挫折を巧みに組み立てて、一流の選手になっていく様を描いているわけなのですが、基本的にスポ根ものが大好きなタチなので、気が付けばストーリーにどっぷり漬かってしまうんですよね。さらにいうと、競艇というマイナーな、そして自分にとって未知なる世界が題材だったのもプラスに働いていると思います。

少年サンデーという、読者の年齢層の比較的低い雑誌で連載されているのが、連載当初からの謎なんですが、意外と掘り出しものだと思いますので、気が向いたら一度読んでみることをお薦めします。スポ根好きだったら読んで損はしないはず。。

-- 追記 --

今週号で賞金王決定戦が終わり、一つ区切りがついたところです。

個人的には、ダービー、競艇王チャレンジカップがいい感じで盛り上がっていた分、賞金王があっさりしすぎで物足りない感があったんですが、今後も連載を続けていくための判断もあったんでしょうねぇ。

今後、どういう風に話を展開させるのか興味津々なのですが、下手をするとマンネリ化してしまいそうでちょっと心配でもあったりします。河合先生、たのんますよ!

>> このエントリーに含まれるTAG
>> 関連するエントリー
投稿者 shaw : 2003年09月11日 02:20

Trackback

このエントリーのトラックバックURL → http://www.s-hashi.net/x/mt-tb.cgi/64