2003年08月23日

夏の甲子園を振り返る

とうとう今年の甲子園がおわりましたねー。

今日の決勝は、ダルビッシュ投手擁する東北の方を個人的には応援してたのですが、常総学院に軍配が上がりました。
木内監督、有終の美を甲子園優勝で飾るなんて、ちょっと普通じゃ考えられないけど、甲子園とはそういうものなのかもしれない。

野球は好きだけど、試合観戦をほとんどしない私にとって、甲子園の記憶なんてあいまいなものばかりなんですが(けっこう覚えているのは松坂の年くらいかな)、いまだに脳裏に焼きついているプレーが一つあります。

-- 追記 --

何年前か(10年は経っていないと思う)、何処の高校だったかも覚えていないんですが、夏の決勝戦で9回裏での出来事。

最後まで1点を競るきわどい展開で、そのときもワンナウトランナー3塁で一打逆転の場面だった(と思う)。犠牲フライでもゲームセットの場面で、守備側はここを守りきるために、ライトの守備交代をしたわけです。
するとですね、その時の打者がけっこう深めライトフライを打ったんです。守備交代をしたばかりのところですよ、監督としては采配的中といったところでしょうが、交代した選手にとってはプレッシャーがどうのってレベルじゃないはずです。
で、3塁ランナーもライトがフライを捕球したのを確認すると当然タッチアップしました。もう、これ以上ない見せ場ですよね。

交代したライトの選手は、考えうる最高のプレイをしました。捕球と同時にバックホーム、返球した球は、キャッチャーがクロスプレイの際に、グローブをうごかさなくてもいいような最高の場所におさまりました。
大リーグで大活躍中のイチローの、強肩かつ正確な捕殺プレーを「レーザービーム」と呼んでいますが、まさにそんなプレイでした。結果は当然アウト。もう鳥肌ものでしたねー。
多分、その高校球児たちと同じくらいの年齢だった私は、一世一代の場面で、最高の結果を出す選手たちに、激しくあこがれを持ったのでした。

いやー、懐かしいなぁ(遠い目)。。

ここまで書きながら、この試合がどんなものだったか、激しく気になってきたので、調べてみました。この試合ですね。

なんか、もう一回観てみたい。

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投稿者 shaw : 2003年08月23日 23:37

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