2003年10月25日

『ザ・ミッション 非情の掟』

先週末、数え切れないくらいの(おおげさ)ビデオレンタル屋を廻り歩き、ついに『ザ・ミッション』という映画を見つけたので、鑑賞してみました。

そもそも、なぜこの作品をそんなに苦労してまで探したかと言うと、一ヶ月ほど前に、職場の先輩に「『インファンル・アフェア』の公開が楽しみで、楽しみで」と話したところ、じゃぁこの映画を観てみるといいよ、と勧められたのがきっかけで、ネットでちょっと情報を収集してみるとなかなか評判が良かったわけでした。

香港マフィア映画で、ストーリーはマフィアのボスに集められた5人のボディーガードがチームを組んで、ボスの命を狙っている連中を追い詰める、というものなのですが(こんな説明じゃ陳腐すぎるかな。。)、この作品のメインである「ボスを守る」アクションパートが、静と動のメリハリが良く利いていて最高の緊張感を演出していたと思います。

個人的にはストーリーに物足りなさを感じたのも事実なのですが、良く言うと「無駄が一切ない」ともとれて、完成度はなかなか高いと思います。

作品評価:★4 ※採点基準はこちら

-- 追記 --

『インファナル・アフェア』を観る前にこの作品を観てたら、もうちょっと評価が高くなってたかもしれないなー、とも思いました。

ちなみに、私にこの作品を勧めてくれた先輩も、その時点では『インファナル・アフェア』を観ていなかったので、よくよく考えるとこの作品を私に勧めてくれた理由が良く分からなかったりして。アンソニー・ウォン繋がり?
そのアンソニー・ウォン、かなりの悪役面なんですが、この作品といい、『インファナル・アフェア』といい、かなり美味しい役どころですよね。

もう一点、『ザ・ミッション』で気に入らなかった点は、あの気の抜けるオープニング曲。他の場面でも使われているんですが、せっかくの緊張感がゆるくなりました、少なくとも私は。他に使われている曲はいい感じで雰囲気を盛り上げているのに、なぜあの曲も使ったんでしょうかねぇ。そう思ったのは私だけでしょうか。。

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投稿者 shaw : 2003年10月25日 23:57

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