2004年11月28日

『レディ・イヴ』

先日レンタルしてきた『レディ・イヴ』という映画を鑑賞しました。これがとても面白い!

作品評価:★5 ※採点基準はこちら

なんといっても、バーバラ・スタンウィックの自由奔放な演技が素敵すぎます。楽しそうに演じている(というよりも、自然体のようにも見えるけど)のが伝わってきて、こちらまで楽しくなってくるというのは凄いことだと思いますねー。この女優さん、フランク・キャプラ、ハワード・ホークス、そしてビリー・ワイルダーと当時を代表する映画監督の元で、それぞれ違った魅力(方向性は似ているかな)を出していて、個人的にかなり強烈な印象のある人だったんですが、これほど笑顔が魅力的な人だとは知りませんでした。改めてファンになっちゃいました~♪

ストーリーも演出も素晴らしい出来だと思います。もっとはじけたスクリューボールコメディだと思っていたら、意外とまっとうな(?)ストーリーでしたが、(ラブ)コメディとしての完成度の高さは保障しますよ!やはり、この時代(30~40年代)の作品で、名作として名を残している作品にはハズレはすくないです。

あぁ、もっとこの監督の映画を観てみたいなぁ・・・。

-- 追記 --

あらすじはこんな感じ。

カード詐欺師の娘ジーン(バーバーラ・スタンウィック)は、カモのはずだったお金持ちの坊ちゃん、チャーリー(ヘンリー・フォンダ)と恋に落ちる。ところが、ジーンの正体をチャーリーが知ったことで、婚約にまでたどり着いた話が立ち消えに。そして、その後ジーンがとった行動は、淑女イヴに成りすまし、ふただびチャーリーの前に姿を現すことだった・・・。

前半部の二人が恋に落ちるところはバーバラ・スタンウィックの独壇場ですが、後半、一気にスクリューボールなコメディに展開してからはヘンリー・フォンダがいたるところで豪快に転びまくり、ついついニヤニヤしちゃいます。

考えてみると、ヘンリー・フォンダという俳優も奥が深い方ですねー。コメディも出来るとは思ってませんでしたよ。。

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投稿者 shaw : 2004年11月28日 09:24

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