2005年05月30日

『ミリオンダラー・ベイビー』

ミリオンダラー・ベイビー』を鑑賞してきました。言わずと知れた、今年のアカデミー賞で主要4部門(作品賞・監督賞・主演女優賞・助演男優賞)を獲得した作品ですね。

いやぁ、本当に素晴らしい映画でした。レビューを書くときは、いつも語彙力の弱さもあって苦労するんですが、今作の場合は「素晴らしい」という表現以外に見つからないですね。

作品評価:★5 ※採点基準はこちら

それぞれ抱えている心の傷がある。その傷をお互い埋めあうことで、良き信頼関係が築かれる。そして、そこから生まれるサクセスストーリーがある。ここまでは、今までにもいろんな映画で描かれてきたと思います。だけどこの作品はそれでは終わらない。ある悲劇が待ち受けていて、そこからの展開は賛否が分かれるかもしれませんが、私は激しく心が揺さぶられました。下手なことを書くと寝たばれにつながりそうだから詳しくは言わないけど。。

それにしても、最近のイーストウッドは神がかっていますよね。傑作『ミスティック・リバー』の次がこの作品とは・・・。人間ドラマを撮らせたら右に出る人はほとんどいないですね。次回作も期待して待ってます。

ミスティック・リバー
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おすすめ度の平均: 4.45
4 ちからづよい演技にひきこまれます。
5 エゴが振りまいた悲劇
5 こんな名作が不人気とは悲しい。人生はミスティックリバー。
-- 追記 --

それにしても、主演3人はみんなはまり役過ぎて、ちょっと恐いくらいでしたね。
イーストウッドやモーガン・フリーマンの、これまでのキャリアの集大成ともいえるような演技も素晴らしかったですが、やっぱりヒラリー・スワンクの体当たり演技がなければここまでの完成度にはならなかったんじゃないですかね。ボクサーになりきる、というのも当然そうですが、中盤までの生き生きとした笑顔が眩しくって。30歳を超えても、ボクシングで成功するという信念に向かってまっしぐらという積極性、孤独で貧乏な暮らしが長いことを感じさせない活力といい、いつのまにか見ているこちらが勇気付けられているのは、ちょっとやそっとの演技ではありえないと思います。だからこそ、終盤がつらいんだけど・・・。

しかし、ヒラシー・スワンクにはこれから正統派な仕事がまわってくるんですかね、といらぬ心配をしてしまいたくなるのでした。『ボーイズ・ドント・クライ』も強烈に印象に残る作品でしたけど、これも普通の役じゃなかったしね・・・。

ボーイズ・ドント・クライ
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おすすめ度の平均: 3.33
3 男と言った女、それをかわらず愛した女。
3 辛すぎる。
4 本当にあった痛々しい物語
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投稿者 shaw : 2005年05月30日 01:51

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コメント

ヒラリー・スワンクって凄い俳優ですね~♪
「ボーイズ・・・」の時も、完全に役になり
きってたし、「ミリオン・・・」の時もそう。
演じてる!って感じじゃなくて、そういう
人がそこに居る!って感じですか?

Posted by: はっち : 2005年05月30日 05:52

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