2003年10月07日

ポール・ニューマンと『スティング2』

先日から、『ザ・ミッション 非情の掟』という香港映画を探していて、夜な夜なレンタル屋を巡っています。しかし、何件か廻っているのですが、全然見つかりません。ネットで作品情報を軽くチェックしてみたところ、かなり評判が良いようなので、すぐに見つかると踏んでたんですが。。

ところで、初めて入るレンタル屋って、どこにどんな作品が置いてあるか把握するだけで時間がかかって、目的の作品を見つけるのって骨が折れる作業ですよね。しかも店によってはその並びの法則がめちゃくちゃで、嫌になりますよね。以前、シネマスケープのコメンテータであるペペロンチーノさんという方のコラムで、「狼よさらばを探して」という話を読んで、もの凄く共感したものです。

さて、今日はじめて入ってみたレンタル屋は、場所は狭いながらも、作品の並びやチョイスにこだわりが感じられて、好感度大でした(目的のブツは見つからなかったんですが)。
個人的に、レンタル屋に対して好感を持つポイントになるのは、
・新作に偏らない。
・監督別・俳優別のチョイスが「今が旬」な人に偏らない。
・往年の名作の品揃えがまずまず。
・観たいけど未見、という作品が多い。
あたりになるのですが、今日入った店はこれらをほぼ満たしていて、いいところを見つけたなと思いました。

前フリが長くなりましたが、ここからが一応の本題です。
作品を探すため、一つずつ棚をチェックしていたところ、俳優別の棚に「ポール・ニューマン」の名前があって、これだけで近くの某TSUTAYAとは違うな、と感心してました。で、その中に『スティング』があるのは当然として、隣に平然と『スティング2』が並べられていたのを見て、妙にほほえましい気持ちになりました。まぁ、気持ちもわからなくはないんですが、続編とはいえ、キャストもスタッフも全く別の作品で、ポール・ニューマンも出演していないので、そこに置いてあるのはやっぱり変ですよね。ちょっとしたおちゃめを演出していたのかも、とか帰り道で考えたり。他の作品の並びがしっかりしているだけに、妙にそこに違和感を感じたのでした。まぁ、どうでもいいことなんですけどねー。
それ以前に、実は『スティング2』が置いてあるだけでちょっと凄いのかもしれませんが。。

-- 追記 --

世紀の傑作『スティング』を観たことのある人は結構多いかと思うのですが、続編を観た事ある人ってどのくらいいるんでしょうかねー。続編が存在することを知らない人の方が多いのでしょうか。

ちょっと怖いものみたさでチャレンジしてみたい気もあるのですが、前作があまりにも完成された映画なので、そのイメージを打ち壊されてしまうのが怖くて手を出せません。

気になったので、今日から復活したシネスケて検索をかけてみると・・・。
あらまぁ、意外と評価が高いですねー。決して前作から受け継いだのはタイトルだけではないのかもしれませんね。いつか、チャレンジしてみよう。。

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投稿者 shaw : 2003年10月07日 02:39

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