2006年01月07日

生誕100年な映画人

eiga.com内に、「編集部より」という月に一度更新されるページがあって、eiga.comサイトの編集者の皆さんが、それぞれ一言コメントを残してます。私も3年前まではこのページに注目することなんてなかったんですが、読み続けていると各編集者の個性がわかって何気に面白かったりする。

さて、気づいたらこのページが更新されていたので、いつものようにチェックしてたら、(H)氏が気になる一言を。以下、全文引用なんですが(怒られないよな…)、

「成瀬、斉藤寅次郎、稲垣浩、中川信夫らの生誕100年で盛り上がった去年。今年はロッセリーニ、ワイルダー、ジョン・ヒューストン、ジャック・ベッケル、ビスコンティ、プレミンジャー、そして豊田四郎。すごい!。(H)」

皆さん、何かしら代表作を抱えた名監督さんばかりです。
ワイルダーは、4年前まで生きていたこともあって、言われてみると確かにそうだ!とわかるんですが、ジョン・ヒューストンジャック・ベッケルも同じ世代だったんですねー。
ロッセリーニビスコンティプレミンジャーあたりは、私は全然映画を観たことないんですが、フィルモグラフィーを眺めてみると(映画の)歴史の重みを少し感じちゃいます。

で、生誕100年となると、期待してしまうのはDVDの記念BOX発売。過去、小津安二郎やケイリー・グラントグレタ・ガルボetc…で生誕100年BOXが発売されているんですよね。古い映画の場合、まだまだDVD化されていないタイトルもありますし、これを機会にパッケージ化されるといいのですが・・・。
ワイルダーの場合は、これまでにもFOXからBOXが発売されているんですが、2月からMGM作品はSPEが扱うことになりますし、この機会に新しくDVD製品化されそうな予感もあったり、なかったり。

まぁ、作品によって版権をもっている会社が違う(MGMだったりパラマウントだったり)ので、本当に欲しいBOX化というのはありえない、という現実が待っているんですけどね。。

-- 追記 --

ここまで書きながらふと思ったんですが、DVDBOXよりも、新文芸坐あたりで特集上映をやってくれるほうがうれしいかも。監督によってはありえない話でもなさそうな気がしてきたんで、サイトをこまめにチェックしたほうがよさそうかもなー。

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投稿者 shaw : 2006年01月07日 02:27

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